タイは、美しいビーチや豊かな文化、そして美味しい食べ物で知られる人気の旅行先です。しかし、初めて訪れる方やリピーターでも注意が必要なポイントがいくつかあります。
本記事では、タイ旅行をより快適に楽しむために知っておきたい注意事項を詳しく解説します。事前に知識を身につけることで、トラブルを避け、思い出に残る素晴らしい体験ができるでしょう。タイ旅行を計画する前に、必ずチェックしておきたいポイントを確認してください。
パスポートの有効期限
現在、タイはコロナウィルスによる水際対策は撤廃され、自由に行き来ができるようになりました。機内での入国カード記入も廃止となっています。入国審査に必要なものは、パスポートと搭乗券のみです。
タイに入国する際、パスポートの有効期限が入国日から最低6か月以上残っている必要があります。
タイ政府は観光産業 及び 投資やビジネス事業を促進する経済政策の一環として、2024年7月15日以降、日本を含む対象国の一般旅券所持者においては、観光を目的とする1回の入国につき 60日以内の滞在 であれば、無査証での入国が認められています。
2024年12月から、eVisaが発行できるようになりました。
在タイ日本国大使館公式サイト:https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
タイeVisa発行サイト:https://www.thaievisa.go.th/
宗教施設でのマナー
寺院訪問や公共の場では、地元の文化に配慮することで、トラブルを避けられます。
食事や飲み水について
タイは多彩な料理と豊かな食文化が魅力の国です。運次第ではありますが、旅行中の食事選びには注意が必要です。ここでは、タイでの食べ物の選び方について、安心して美味しい料理を楽しむためのポイントを紹介します。
ているすうぷは牡蠣にあたって病院送りになったよ。
虫よけ対策
タイではデング熱にかかる可能性があり、特に雨季に注意が必要です。
デング熱は蚊によって媒介される感染症で、発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹などの症状が現れます。ひどい場合は死に至る可能性もあるため、予防が重要です。
貴重品の管理
バッグは常に前に持ち、必要最低限の現金とカードを持ち歩くようにしましょう。スリや置き引きに注意が必要です
タイの交通事情
タイでは交通ルールが厳格に守られていない場合もあります。特にバイクやスクーターが多く走っているため、道路を横断する際は慎重に行動しましょう。
海外旅行保険
旅先での体調不良は、大きな怪我がなくても十分に考えられます。
特に、現在のタイでは新型コロナウイルスが依然として流行していますので、移動時にはマスクを着用することをお勧めします。
タイでは医療サービスが質の高い病院が多い一方で、外国人に対する医療費は非常に高額になることがあります。病気やけがをした際に、旅行保険があれば治療費をカバーできます。
多くのクレジットカードには旅行保険が付帯されていますが、保険の適用には該当のクレジットカードで旅行代金を決済していることが条件となる場合があります。
出国前に必ず詳細を確認し、旅先でも緊急連絡先がわかるように準備しておくことも重要です。
また、海外旅行保険の請求には飛行機の搭乗券の半券、またはパスポートの出入国記録を求められます。日本出入国の際は、しっかりこれらを確保しておくようにしましょう。
トイレットペーパーは流せない
タイのトイレでは、基本的にトイレットペーパーを便器に流すことは禁止されています。主な理由は、配管のパイプが細く、水圧が弱いことによる詰まりの可能性があるためです。
タイのトイレには、個室ごとにトイレットペーパー専用のゴミ箱が用意されているので、必ずゴミ箱に捨てるようにしましょう。たまにトイレットペーパーがないトイレもありますので、持参することもおススメします。
だからと言ってタイのトイレが汚いかというとそうでもないよ。暑い国なので、古いトイレでも、結構こまめに掃除が入っています。
電子タバコは持ち込み禁止
タイにおいては、電子タバコ(加熱式タバコを含む)は、持込み、吸引、所持のいずれも禁止されています。持ち込むと罰金や没収の対象になることがありますので、旅行の際は注意が必要です。
足の裏は不浄な場所
マッサージ屋さんは仕方ないよ。
タイでは足の裏が不浄とされており、特に足を人に向けることは避けるべきとされています。
これは文化的な価値観に根ざしており、足は身体の中で最も低い部分と見なされているためです。寺院や公共の場では、座るときや立っているときに足を交差させたり、他の人に向けたりしないように気を付けると良いでしょう。
また、靴を脱ぐ習慣が多いため、清潔な足でいることも重要です。
アルコール販売時間と禁酒日について
タイでは、アルコール飲料の販売や飲酒に関する規制がいくつか存在し、これらは主に公共の秩序や宗教的な背景を尊重するために設けられています。タイ旅行を計画している場合、これらの規制について理解しておくことは重要です。以下に、タイのアルコールに関する主な規制を説明します。
バンコクが最も厳格に規制されていますが、地方や島に行くと緩和している場合も多いです。
販売時間: アルコール飲料は、基本的に午前11時から午後2時まで、午後5時から午後12時まで販売が許可されています。午前2時以降は販売が禁止されます。
販売禁止日: 一部の特別な日(例:国の祝日や仏教の祭日)や選挙日などには、一日中アルコールの販売が禁止されます。この場合、飲食店やスーパー、コンビニエンスストアなどの多くの場所でアルコールが販売されません。特定の禁酒日や祭日には、昼間でもアルコールが販売されないことがあります。
タイ王室について
タイ王室の不敬罪は、国王や王室に対する侮辱行為を罰する法律で、非常に厳格です。この法律に違反すると、重い刑罰が科せられる可能性があります。
タイの映画館では、上映前に必ず歌と一緒に王様の映像が流れます。このとき、観客は起立して敬意を表します。
タイでは、国歌が午前8時と午後6時に公共の場で流れます。国歌が流れると、聞こえる範囲の人々は直立不動で歌が終わるまで動かないのが一般的です。外国人も、国歌が流れるタイミングには立ち止まって思いやりを示しましょう。
昔はよく遭遇したんだけど、最近あまり遭遇しないのはなぜ?
タイ文化において、王室は国の象徴であり、国民の心の支えとされています。したがって、王室に対する尊敬が非常に重要視されています。
おわりに
タイの宗教的な価値観を理解し、注意と敬意を払いながら楽しいタイ旅行にしてください。
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