「タイって女性の一人旅でも安全?」と不安に感じる方も多いかもしれません。
「タイの一人旅って危険?」「女性でも安心して旅できるの?」と不安な方へ。
実際、タイは東南アジアの中でも比較的治安の良い国ですが、女性の一人旅では油断は禁物。トラブル回避のための準備や知識はとても大切です。
この記事では、女性一人旅に特化した安全対策や安心して旅を楽しむコツをわかりやすくご紹介します。
まずは、男女共通の「タイ旅行の基本的な注意点」もおさらいしておくと安心です👇


タイは女性一人旅でも安全?基本情報と現地の治安

女性一人旅で最も気になるのが「安全性」。ここでは、タイの治安状況を踏まえ、女性が安心して旅できる環境かどうかを詳しく解説します。
タイの治安は本当に悪いのか?最新状況まとめ
2025年現在、タイは女性の一人旅先として世界的にも高い評価を受けています。アメリカの大手メディア「ニューヨーク・ポスト」が発表した「世界で最も安全な女性の一人旅先」ランキングで、タイは8位にランクインしました。
これは、治安の良さや観光インフラの発展、タイ人の親しみやすさなどが評価された結果です。
都市別の治安比較(バンコク・チェンマイ・プーケットなど)
いずれの都市も、昼間や人通りの多い場所では大きな危険はありませんが、夜間や人気のない場所では十分な注意が必要です。
- バンコク
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バンコクは東南アジアの中でも治安が良い都市とされており、観光スポットやビジネス街では女性一人でも安心して歩けます。特に外国人観光客や現地の女性が多く行き交うエリアは安全度が高いです。ただし、夜間の歓楽街や人通りの少ない場所では注意が必要です。
- チェンマイ
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チェンマイはタイ北部の観光都市で、落ち着いた雰囲気と治安の良さが特徴です。観光地や市街地は安全ですが、夜間や郊外の人通りが少ないエリアでは注意を払いましょう。
- プーケット
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プーケットも観光客が多く、日中は女性一人でも安心して観光できます。夜間の繁華街は賑わっていますが、場所によっては事件が発生することもあるため、深夜の一人歩きは控えた方が安全です。
女性が気をつけたいタイ旅行の注意点

夜間の外出・一人歩きのリスクと対策
タイの主要都市や観光地は比較的治安が良いとされていますが、夜間の一人歩きや人気のない場所の移動はリスクが高まります。
- 夜間は人通りの多い大通りや明るい場所を選んで移動する
- 流しのタクシーではなく、主に配車アプリ(Grabなど)を利用する
- 見知らぬ人からの誘いには絶対についていかない
- 貴重品は最小限にし、バッグは体の前で持つ
これらを心がけることで、夜間のリスクを大きく減らすことができます。
スリ・詐欺・ぼったくり被害の実例と防止法
タイの観光地や交通機関では、スリや詐欺、タクシーのぼったくり被害が発生しています。
たとえば、混雑したマーケットや駅、観光スポットでは、バッグやポケットから財布やスマートフォンを抜き取られるケースがあります。
また、タクシーでメーターを使わず高額請求されたり、観光客向けに不当な料金を請求されることも。
- 財布やスマートフォンは体の前で管理し、バッグは必ず閉めて持つ
- タクシーは必ずメーターを使う車両を選ぶか、配車アプリを利用する
- 露店や観光地での買い物は、値段交渉を行う
最低限の注意を払うことで、被害のリスクを大きく減らせます
性的ハラスメントや不快な誘いへの対応策
せっかくのバカンスなので賑やかに過ごしたい方もいるでしょう。また、旅行者同士や現地の方との交流もあるかもしれません。
それをすべて遮断するのは旅の醍醐味が失われてしまいますが、注意すべきところは注意して楽しんでください。
- しつこい誘いには毅然とした態度で「NO」を伝える
- バーやナイトスポットに行く場合は、飲み物から目を離さない
- 不安を感じたら、すぐに店員や周囲の人に助けを求める
これらのポイントを押さえておけば、タイでの女性一人旅も安心して楽しむことができます。
安心して楽しむための安全対策

タクシー・バイクタクシー利用時の注意点
タイではタクシーやバイクタクシーが便利ですが、安全に利用するためにはいくつかのポイントに注意が必要です。

筆者がバイタクに乗るときは、走行スピードの遅い路地・駅までの短距離での使用としています。
- 公式のタクシー乗り場や配車アプリを利用し、流しのタクシーは避ける
- 乗車前に車両ナンバーや運転手の情報を必ず確認する
- タクシーは必ずメーターを使うように依頼し、応じない場合は乗車を断る
- 夜間や人気のない場所での乗降は避け、人通りの多い場所で利用する
- バイクタクシーはヘルメットなしが多いため、利用は控えるのが無難
ホテル・宿泊先選びのポイント
宿泊先の選び方も安全な旅の大切なポイントです。
- 治安の良いエリアや主要観光地に近い宿を選ぶ
- 口コミや評価を必ずチェックし、女性の一人旅に適したホテルやゲストハウスを選ぶ
- セキュリティがしっかりしている24時間フロントの宿泊先を選ぶ
- 部屋のロックやセーフティボックスの有無を確認し、貴重品は保管する
こうした点を意識することで、トラブルや被害を未然に防ぐことができます
女性一人旅を快適にするコツとアドバイス


服装・持ち物で気をつけること
- 寺院観光では服装に注意!
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肩や膝を隠す服(Tシャツ+長めのボトムスなど)を準備し、ノースリーブや短パンは避けましょう。
- ルーフトップバーや高級レストランではドレスコードあり
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スマートカジュアルが基本。ビーチサンダル・短パン・タンクトップはNGな場合も。
- 冷房対策に羽織りものを一枚持っていくと便利
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カーディガンやストールがあると、冷房が強い交通機関や室内でも快適です。
- パスポートは常に携帯を!
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タイでは外国人にパスポート携帯義務があります。原本またはコピー+デジタル保存を活用しましょう。
- バッグは必ず前に持ち、ファスナー付きでしっかり閉じる
- パスポートのコピーやデジタル保存も準備
- ゾウ柄のタイパンツは観光客と一目で分かるので注意
- スマホはストラップやホルダーで常に身につけておくと安心
- ATM利用時は周囲に注意し、暗証番号を見られないよう注意




海外旅行保険の重要性と選び方
タイ旅行では、病気やケガ、盗難などに備えた海外旅行保険の加入が必須です。
多くのクレジットカードにも保険が付帯しますが、適用には「そのカードで旅行代金を支払う」ことが条件の場合が多いので注意しましょう。
また、保険請求には飛行機の搭乗券の半券やパスポートの出入国記録が必要です。
日本の出入国時は必ず保管しておき、保険証券や緊急連絡先はスマホと紙で持ち歩くと安心です。
まとめ|タイ女性一人旅を安心して楽しむために
タイはバンコクやチェンマイ、プーケットなど主要都市を中心に治安が良く、女性の一人旅にも人気の国です。筆者自身も、これまで身の危険を感じたことはありません。
過度に警戒しすぎると旅本来の楽しみを損なってしまいますが、海外では十分な注意を払い、特に夜間の移動などには気をつけましょう。安全で楽しいタイ旅行をお過ごしください。