タイ旅行で「チップって必要?」「いくら?」と迷う人は多いですよね。
実はタイでは基本必須ではありませんが、レストラン・ホテル・マッサージ・ツアーなど場面によっては少額を渡すと喜ばれることもあります。
この記事では、今も定期的にタイを訪れている筆者の体験をもとに、シーン別の相場と「必要/不要」の判断、失礼にならない渡し方をまとめました。


タイのチップ文化とは?|結論:基本は必須ではない

タイでは、チップは基本的に必須ではありません。
近年はサービス料込みの料金体系や電子決済の普及などにより、チップ文化は以前よりやや薄れてきています。
ただし、感謝の気持ちを伝えたいときや特に良いサービスを受けた場合に、チップを渡す習慣は今も残っています。とくに観光業・サービス業では収入の一部になっているケースもあります。
そのため、チップは義務ではなく個人の判断ですが、良い対応を受けたと感じたときに無理のない範囲で渡せば十分です。
👉 タイ旅行前に知っておきたい基本情報は、以下の記事で詳しくまとめています。

シーン別|タイのチップ相場と目安
チップの金額は場所やサービス内容によって異なりますが、タイ旅行中によくあるシーン別の一般的な目安は以下のとおりです。
- レストラン: サービス料が含まれている場合が多い
- ホテルスタッフ(荷物運びなど): 20〜50バーツ
- タクシー: 料金の端数を切り上げる形
- 観光ガイド: 100〜500バーツ(1日のツアー)
- マッサージ: 50〜100バーツ(1回)
タイ旅行でチップを渡すべきシーン・不要なシーン
タイではチップは基本必須ではありませんが、場面によっては渡すと喜ばれるケースもあります。以下では、旅行者が迷いやすいシーンごとに「渡すとよい場合」と「不要な場合」を整理しました。
レストラン・カフェ


筆者の場合、サービス料10%込みのレストランや屋台ではチップを渡していません。現金利用が減り、チップを払う場面もほとんどなくなりました。
- 通常のレストラン
タイのレストランでは、食事代にサービス料(約10%)が含まれていることが多いため、必ずしも追加でチップを渡す必要はありません。サービス料は、レシートに記載があります。 - 高級レストラン
高級レストランでは、サービス料が含まれていることが多く基本的にチップは必要がありません。 - 屋台やカジュアルなレストラン
屋台やカジュアルな飲食店では、チップを渡す習慣はあまり一般的ではありません。


ホテル





荷物運びのスタッフには20~50バーツほど渡します。
- ホテルスタッフ: タイのホテルでは、荷物運びのスタッフにチップを渡すのが一般的です。例えば、荷物を部屋に運んでくれたスタッフには20〜50バーツを渡すことが推奨されます。
- 清掃スタッフ: 不在時に部屋にチップを置いておく習慣はないため、実際に渡す機会はないのが現状です。
👉 初めてのタイ旅行におすすめのホテルエリアはこちらでまとめています。






タクシー・交通機関





メータータクシーの端数切り上げはかなりあるあるです。運転手がおまけしてくれる場合もありますし、こちらがいらないという場合もあります。
- タクシー: タクシーではチップを渡す習慣はほぼありませんが、料金が端数であった場合や、ドライバーが特に親切だった場合には、端数を切り上げて数バーツ程度渡すことがあります。Grabタクシーでは必要ありません。
- トゥクトゥク: トゥクトゥクの場合、タクシーと同様に、料金を切り上げて渡すことが一般的です。例えば、90バーツの料金が出た場合に、100バーツ紙幣を渡して10バーツ程度のチップを渡すことがあります。(普通におつりを受け取っても問題ないです。)
👉 バンコクの移動が不安な方は、以下の交通ガイドもどうぞ。


マッサージ





マッサージ店では、担当者が出口でお見送りをしてくれすので必ず渡します。250~500バーツのマッサージで、100バーツをお渡しします。担当者の顔を忘れないようにしましょう。
タイはマッサージやスパが非常に有名で、チップについても意見が分かれやすい分野です。
必須ではありませんが、満足度が高かった場合に100バーツほどを渡す人も多い、というのが実際のところです。
👉 バンコクのアロママッサージ&スパ体験は、以下の記事で詳しく紹介しています。




観光ガイド・ツアー





グループツアーの場合、最後にチップボックスを準備しているツアーガイドもいます。100バーツのチップをお渡しします。
ガイドへのチップは、ツアーの内容やサービスの質に応じて渡すのが一般的です。
1日のツアーであれば、グループツアーかプライベートツアーかにもよりますが、ガイドに対して100〜500バーツ程度のチップを渡すことが多いです。
また、運転手にも100バーツ前後のチップを渡すことがあります。
👉 アユタヤ遺跡やピンクガネーシャの日帰りツアーはこちらにまとめています。


チップを渡すときの注意点(紙幣・硬貨・渡し方)


- 現金を渡すのが基本: チップは現金で渡すことが一般的です。小額の現金を用意しておきましょう。
- 直接手渡しする: チップはスタッフに直接、さりげなく手渡しするのがよいでしょう。とくにマッサージやホテルの清掃スタッフには、本人に手渡しするのがポイントです。
- 笑顔で渡す: チップを渡す際は、感謝の気持ちを込めて両手で微笑みとともに渡しましょう。「コップンカー or クラップ(ありがとう)」と伝えるとなおよしです。
👉 タイ旅行の持ち物や安全対策は以下の記事にまとめています。




2026年の最新情報:タイでのチップ事情


冒頭でも触れましたが、タイのレストランでは食事代にサービス料が含まれていることが一般的になり、QRコードなどの電子決済の普及や移民スタッフの増加などの影響もあって、チップの慣習は以前より徐々に薄れています。
また、タイではインフレが進んでおり、チップの相場がややあいまいになってきているのも事実です。
つまるところ、チップは「感謝の気持ち」を表すものなので、妥当だと思える金額を相場を参考にしながら渡せば十分ですし、渡さなくても失礼にあたることはありません。
まとめ|タイ旅行のチップで迷ったときの判断ポイント
タイのチップは、必ず払うものというよりも「感謝の気持ちを表すひとつの手段」という位置づけです。
良いサービスを受けたと感じたときに、無理のない範囲で渡せば十分です。
細かい紙幣がなかったり、うっかり忘れてしまったりすることもありますよね。
そんなときは「マイペンライ(気にすんな!)」です。
このページの情報が、タイ旅行を気楽に楽しむための参考になれば幸いです。
