タイ旅行で「現金はどれくらい必要?」「キャッシュレスだけで過ごせる?」と気になる方も多いはず。
この記事では、タイで利用できるクレジットカードや電子マネー、PayPayなどのキャッシュレス事情をまとめました。
2025年最新の情報をもとに、使える場面・注意点・おすすめの支払い方法を解説します。


タイ国内のキャッシュレス・電子マネー状況

- クレジットカード
VISAやMasterCardは広く受け入れられており、大多数のホテル、レストラン、ショッピングモールで利用できます。 - Rabbit Card
バンコクの公共交通機関(BTS)で利用できるプリペイドカードです。特定のコンビニやフードコートでも使用できます。 - Apple Pay
公式サイトによるとタイは対応していません。 - TrueMoney Wallet
電話代の支払い、送金、オンラインショッピングに使えるアプリです。 - GrabPay
Grabアプリを通じてタクシーやデリバリーの支払いができます。 - Rabbit LINE Pay
特定の店舗で利用でき、友人との送金も可能です。(日本のLINE Payではありません。) - PromptPay
タイの銀行が提供する便利なデジタル決済サービスです。QRコードを利用した支払い方法を提供しており、店舗で簡単に利用でき、タイ国内で幅広く普及しています。
旅行者が利用できる決済方法
タイ国内の電話番号や銀行口座が必要な電子マネー・QRコード決済が多く、タイ在住者ではない旅行者が使用できる決済方法は、以下がメインになるでしょう。
クレジットカード

JCBやアメックスは取り扱いがないこともあるので、VISAは1枚持参しましょう。
また、海外での決済はセキュリティの観点から、弾かれる可能性があるので、複数枚のクレジットカードを準備しておくか、事前に旅行期間のみセキュリティ解除をクレジットカードに申し出ると安心です。
またセブンイレブンでは、最低200バーツの支払いがないどクレジットカード決済はできません。
Watosonsなどの一部ドラッグストアでも最低支払料金がある場合がありますので、現金も持ちましょう。
現金

マーケットやバイタク、マッサージ、屋台など現金が必要なシーンも多いです。
500バーツや1000バーツ紙幣はお釣りがないと言われることもありますので、コンビニ等で崩して小紙幣を準備しましょう。
ラビットカード

BTSの運賃やデパートのフードコート、コンビニなどで使用できるので1枚持っておくと便利です。
BTSの窓口で簡単に発行できますが、Klookでも事前に購入可能です。
ラビットカードに関しては、下記で詳しく解説していますので参照ください。

TAGTHAi Easy Pay

「TAGTHAi Easy Pay」は、カシコン銀行の「Prepaid PAY&TOURカード」と連携し、外国人旅行者がタイ人と同様に、屋台やメータータクシーなどでもスムーズにデジタル決済 (QR決済)を行えるように開発されました。
スワンナプーム国際空港・ドンムアン空港及び、バンコク市内のカシコン銀行の外貨両替ブースにて、プリペイドカードを取得し、TAGTHAiアプリに登録します。
2025年3月にリリースされたばかりなので、現在のところ、銀行の両替レートが悪いこと、クレジットカードなどからのオートチャージはできないので、こちらの仕組みの進化を見守りたいところです。
クレジットカードが利用できる場所
地方に行くほどに使用できなくなりますので、離島などに行くときは現金を多めに持ちましょう。また、チップやバイクタクシー、マーケットでも現金が必要です。
ATMからクレジットカードで簡単に現金は引き出せます。ATMは離島であってもタイ国内どこにでもあります。
まとめ
現在、タイで最も普及しているのはQRコード決済です。タイの銀行から引き落としができるので、バイタクから小売店までかなり幅広く普及しています。しかしながら、タイの銀行口座を保有していない旅行者は利用できないので、クレジットカードと現金をうまく使い分けて旅行しましょう。
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