【2025年】タイ旅行でチップは必要?相場・渡し方・注意点まで完全ガイド

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「タイ旅行ってチップは必要?いくら渡せばいいの?」

初めてのタイ旅行を計画している方の多くが気になるのが、タイのチップ文化ですよね。国によってはチップが当たり前のところもありますが、タイでは「渡すべきかどうか」「金額はいくらが妥当か」といった情報があいまいで、不安に思っている方も多いはず。

この記事では、2025年最新版のタイのチップ事情として、ホテル・マッサージ・レストラン・タクシーなど場面別の相場や、スマートな渡し方のマナーを詳しく解説します。

タイ在住の友人と行動を共にする筆者の体験ベースのお話もしますので、現地で戸惑わないために、旅行前にしっかりチェックしておきましょう。

タイのチップ文化とは?

タイのレストランでは、食事代にサービス料が含まれていることが一般的になり、QRコードなどの電子決済の普及、移民スタッフの増加により、チップ文化は昔よりもやや薄れてきています。

しかしながら、感謝の意を表すためや、良いサービスを受けた際にはチップを渡す習慣はまだあります。

特に観光業が盛んなタイでは、観光業・サービス業従事者にとってチップが収入の一部となっている場合があります。

タイでは基本的にチップが義務ではなく、渡すかどうかは個人の判断に委ねられていますが、良いサービスを受けた場合や特別なサービスを提供された場合にはチップを渡すことをおすすめします。

チップの金額の相場

チップの金額は、場所やサービス内容によって異なりますが、一般的な相場としては以下のような目安があります。

  • レストラン: サービス料が含まれている場合が多い
  • ホテルスタッフ(荷物運びなど): 20〜50バーツ
  • タクシー: 10〜20バーツ(料金の端数を切り上げる形)
  • 観光ガイド: 200〜500バーツ(1日のツアー)
  • マッサージ: 50〜100バーツ(1回)

タイ旅行でチップを渡すべきシーン別マナー

レストラン・カフェ

筆者の場合は、サービス料10%が含まれている場合やカジュアルな飲食店・屋台では、チップを渡していません。現金利用の減少&サービス料でチップ払うシーンがほとんどなくなりました。

  • 通常のレストラン
    タイのレストランでは、食事代にサービス料(約10%)が含まれていることが多いため、必ずしも追加でチップを渡す必要はありません。サービス料は、レシートに記載があります。
  • 高級レストラン
    高級レストランでは、サービス料が含まれていることが多く基本的にチップは必要がありません。それでも良いサービスを受けた場合には、さらに10〜20%のチップを渡すことがあります。
  • 屋台やカジュアルなレストラン
    屋台やカジュアルな飲食店では、チップを渡す習慣はあまり一般的ではありません。

ホテル

荷物運びのスタッフには必ず50バーツほど渡します。清掃スタッフは、部屋に滞在しているときやこちらから清掃をお願いした場合などに渡す場合もあります。

  • ホテルスタッフ: タイのホテルでは、ルームサービスや荷物運びのスタッフにチップを渡すのが一般的です。例えば、荷物を部屋に運んでくれたスタッフには20〜50バーツを渡すことが推奨されます。
  • 清掃スタッフ: 清掃スタッフに対しては、1泊あたり20〜50バーツのチップを渡すことが一般的です。

タクシー・交通機関

メータータクシーの端数切り上げはかなりあるあるです。運転手がおまけしてくれる場合もありますし、こちらがいらないという場合もあります。

  • タクシー: タクシーではチップを渡す習慣はほぼありませんが、料金が端数であった場合や、ドライバーが特に親切だった場合には、端数を切り上げて数バーツ程度渡すことがあります。
  • トゥクトゥク: トゥクトゥクの場合、タクシーと同様に、料金を切り上げて渡すことが一般的です。例えば、90バーツの料金が出た場合に、100バーツ紙幣を渡して10バーツ程度のチップを渡すことがあります。

マッサージ

マッサージ店では、担当者が出口でお見送りをしてくれすので必ず渡します。250~500バーツのマッサージで、100バーツをお渡しします。担当者の顔を忘れないようにしましょう。

  • マッサージ店: タイはマッサージやスパが非常に有名です。マッサージ店では、スタッフに50〜100バーツ程度のチップを渡すのが一般的です。
  • 高級スパ:料金の10〜20%程度をチップとして渡すことがあります。

観光ガイド・ツアー

グループツアーの場合、最後にチップボックスを準備しているツアーガイドもいます。チップボックスがなくても、一人あたり100~200バーツのチップをお渡しします。

ガイドへのチップは、ツアーの内容やサービスの質に応じて渡すのが一般的です。1日のツアーであれば、グループ・プライベートツアーがにもよりますが、ガイドに対して100〜500バーツのチップを渡すことが推奨されています。また、運転手にも100バーツ程度のチップを渡すことがあります。

チップを渡す際の注意点

  • 現金を渡すのが基本: チップは現金で渡すことが一般的です。小額の現金を用意しておきましょう。
  • 直接手渡しする: チップはスタッフに直接そっと手渡しするのが良いです。特にマッサージやホテルの清掃スタッフに渡す場合、無理に目立たないように渡すのがポイントです。
  • 笑顔で渡す: チップを渡す際は、感謝の気持ちを込めて両手で微笑みとともに渡しましょう。「コップンカー(ありがとう)」と伝えるとなおよしです。

2025年の最新情報:タイでのチップの相場や変化

冒頭でも話しましたが、タイのレストランでは、食事代にサービス料が含まれていることが一般的になり、QRコードなどの電子決済の普及、移民スタッフの増加により、チップ文化は昔よりも徐々に薄れてきています。

また、タイではインフレが加速しており、チップの相場もあいまいになってきているのも事実です。

つまるところ、チップは「感謝の意」ですので、妥当と思える金額を多少相場を鑑みながらお渡しすればよいです。

おわりに

タイでのチップ文化は、旅行者にとって少し戸惑う部分もあるかもしれませんが、基本的には感謝の気持ちを表すための手段です。サービスが良かった場合に適切な金額を渡すことで、現地の人々に対する敬意を示すことができます。

細かい紙幣がなく、十分に渡せなかったということもあるでしょう。うっかりして忘れてた!そんなときもあるでしょう。そんなときはマイペンライです。タイ旅行を快適に楽しむためにも、チップの相場やマナーが参考になれば幸いです。

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プロフィール
ているすうぷ
ているすうぷ

IT企業勤務 、美容・韓国オタクで海外旅行好き。アメブロでは美容ブログを運営中。

20代にバックパッカーとして約30ヵ国を旅行、その後タイに約1年移住。帰国後、友人がバンコクで事業を始めたことをきっかけに、頻繁な訪タイがスタート。渡タイ歴は100回を超える。

韓国語・英語は楽しくお酒を飲めるレベル、タイ語は初級者レベル。
タイの基本情報からファッション、コスメ、グルメ、コンサート会場やフェスティバル情報まで、女子旅向けの情報を紐解いてご紹介。タイでの推し活も応援中。

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