タイの美しいピピ島は、透き通る青い海、白い砂浜、そして豊かな自然で知られる人気のリゾート地です。ピピ島は、旅行者にとって理想的な観光地であり、アクセス方法を事前に確認しておくことが、快適な旅行を実現するための鍵となります。
この記事では、ピピ島へのアクセス方法を詳細に解説します。バンコクからプーケット・クラビへの飛行機(格安航空券)とフェリーを利用したアクセス方法をはじめ、宿泊施設の選び方、島内で楽しめる観光地やアクティビティの紹介、さらにはプーケットやクラビからも日帰り可能なピピ島ツアーについてもお伝えします。
ピピ島へ何度も訪れている筆者が、経験に基づいたおすすめのアクセス方法やツアー情報をお届けしますので、旅行計画を立てる際の参考にしてください。これからピピ島への旅行を検討している方々にとって、役立つ情報が満載です。
ピピ島の基本情報
タイのピピ島は、観光客に非常に人気のある美しい島で、特にその美しいビーチや透明度の高い海で知られています。タイ南部のアンダマン海に位置するクラビー県に属する群島で、プーケットの東に約45kmの距離にあります。
レオナルド・ディカプリオの映画『ザ・ビーチ』のロケ地としても有名です。
ピピ・ドン島:最も大きな島で、宿泊施設やレストラン、ショップが集中しており、観光の中心地。
ピピ・レイ島:自然保護区であり、映画『ザ・ビーチ』のロケ地としても有名。美しいビーチと洞窟が特徴。
バンブー島やモンキービーチなども人気の観光スポットです。
ピピ島へのアクセス方法
日本からは、バンコクまたはプーケット到着になります。
バンコクからは、プーケットまたはクラビ行きの飛行機を予約し、空港またはホテルからは、バンでの移動と船がセットになったプランを予約しピピ島に向かいます。
クラビ経由がやや安い傾向にありますが、プーケットの方がフライトも船も便数が多いです。
バンコクからプーケット・クラビへのフライト
Air Asiaのサイトまたはアプリからバンコク発の格安航空券を取ります。複数の航空会社が検索結果に出ますが、LCCで預け荷物の料金が含まれていない場合が多いのでご注意ください。
プーケットからピピ島へのアクセス
埠頭までのバン移動とスピードボートがセットになったプランが便利です。プーケット空港に到着後すぐに移動する場合は、集合時間を良くチェックして時間に余裕を持って予約しましょう。空港かホテルまで出迎えてくれます。
Klook.comクラビーからピピ島へのアクセス
クラビ空港に到着後すぐに移動する場合は、集合時間を良くチェックして時間に余裕を持って予約しましょう。バンでの移動とスピードボートがセットになったプランが便利です。
Klook.com観光スポット
- マヤベイ(Maya Bay)
映画『ザ・ビーチ(The Beach)』の撮影場所として有名なビーチ。透明度の高い海と白い砂浜が広がり、絶景が楽しめます。長らく観光客の訪問が制限されていましたが、現在は制限付きで再開されています。 - バイキングケーブ(Viking Cave)
高い崖の中にある洞窟で、壁には古代の絵画や船の絵が描かれています。この洞窟は、鳥の巣を収穫するために使用される場所でもあり、観光では海から眺めることができます。 - ロングビーチ(Long Beach)
ピピドン島にある静かなビーチで、白い砂浜と透明な海水が魅力です。観光地から少し離れているため、より落ち着いた雰囲気でリラックスできます。 - ピピレイ島(Phi Phi Leh)
ピピドン島の近くにある無人島で、自然のままの美しさを楽しめます。特にマヤベイが有名ですが、ピピレイ島全体が美しい場所です。 - シャークポイント(Shark Point)
シュノーケリングやダイビングに人気のスポットで、サメや色とりどりの魚たちを見ることができます。特にブラックチップ・シャーク(ブラックチップサメ)を見ることができることから、ダイバーにも好まれています。 - モンキービーチ (Monkey Beach)
野生のサルが見られるビーチで、手軽に訪れることができます。 - ピピ島展望台(Phi Phi Viewpoint)
島を一望できる展望台です。ここからはピピドン島全体を見渡せ、壮大な景色を堪能できます。登るには体力が必要ですが、その景色は絶景です。※かなりキツイです。覚悟して行きましょう。
これらのスポットは、ピピ島の自然の美しさを堪能するには必見です。シュノーケリングやダイビングを楽しむためのポイントも多く、ビーチでリラックスするだけでなく、アクティブに過ごすこともできます。
プーケット発の日帰りツアー
プーケット市内のホテル送迎付きのピピ島日帰りツアーも豊富に開催されています。Klookで事前予約可能です。
Klook.comクラビ発の日帰りツアー
クラビ市内のホテル送迎付きのピピ島日帰りツアーも豊富に開催されています。Klookで事前予約可能です。
Klook.comピピ島アクティビティツアー
ピピ島はダイビングスポットとしても非常に有名で、色とりどりのサンゴ礁や多様な海洋生物を観察できます。また、シュノーケリングスポットも多く、カラフルな魚やサンゴ礁を楽しめます。
ピピ島内に宿泊した場合は、半日ツアーや1日ツアーを利用すると良いでしょう。透明度の高いバンブーアイランドと、海ほたるが見れる充実度の満点の1日ツアーをおススメします。
また、ロングテイルボートではなく、スピードボートのほうが点在する観光スポットへの移動が速くおススメです。
ピピ島内のいたるところで各種アクティビティツアー予約を扱っています。
ピピ島の宿泊施設
ピピ島には、ビーチリゾートから手頃な価格の宿泊施設まで、さまざまなホテルが揃っています。観光地として非常に人気のある場所なので、リゾートホテルやゲストハウスが多く、旅行のスタイルに合わせて選ぶことができます。
- 日中はアクティビティツアーであまりホテルに滞在しない場合、トンサイベイの端のあたりが、繁華街にもアクセスが良く静かです(地図の青〇印)。
- ロングビーチへはロングテイルボートに乗る必要がありますが、トンサイベイも近く、ビーチ自体が近年栄えつつあります。トンサイベイ付近よりはビーチ感があり、海の透明度は多少上です。
- ローラダム湾周辺は、バーティエリアで音楽がうるさいので避けましょう。
- レムトンビーチなど、トンサイベイから離れたビーチに宿泊する場合は、トンサイベイ到着後の送迎についても確認を取りましょう。
- 事前にホテルへ到着時間をお知らせしておけば、トンサイベイまでホテルスタッフが荷物運びのお迎えに来てくれます。30~50バーツほどのチップをあげると良いです。
最適な旅行シーズン
乾季(11月~3月)がピピ島への訪問に最適な時期です。この時期は天候が安定しており、海が穏やかで、シュノーケリングやダイビングに最適です。
雨季(5月~10月)は一部のアクティビティに影響を与えることがありますが、観光客が少ないため、静かな島の雰囲気を楽しむことができます。また、8月は珊瑚を休ませるために、マヤベイがクローズしていることもあります。その場合は船からの遠目にマヤベイを見るだけの観光になりますので、十分注意しましょう。
注意事項
ピピ島は観光地として非常に人気が高いため、環境保護のためにいくつかの制限があります(例:マヤベイへの上陸制限、ゴミの持ち帰りの推奨、遊泳禁止など)。
観光シーズンには特に、ビーチや観光スポットが非常に混雑することがあります。
おわりに
ピピ島は、非常にこじんまりとした島なので、島内での移動は徒歩か船です。また、美しい自然景観と多様なアクティビティが楽しめる魅力的な場所で、特に海のアクティビティが好きな旅行者にはおすすめのスポットです。
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