バンコクから人気の絶景アイランド「ピピ島」へ行く方法を、プーケット経由/クラビ経由の2ルートで徹底比較。
フェリー・スピードボートの違い、所要時間や料金の目安、最適ルートの選び方までコンパクトにまとめました。
2025年版として、バンコク → プーケット/クラビ → ピピ島 の全体像がひと目で分かる構成。
初めての人でも迷わないよう、早見表・日帰り vs 宿泊のポイント・注意点までしっかり押さえています。
あなたの旅程に合うベストな行き方がすぐ見つかります!
【重要】ピピ島の人気観光スポット「マヤベイ(ピピ・レイ島)」は、毎年8月〜9月の2か月間、環境保護のため上陸が禁止されます。
この期間は船上からの見学のみ可能で、ツアーも上陸なしのプランが中心です。マヤベイの白砂ビーチに実際に降り立ちたい方は、4〜7月または10月〜翌年7月の旅行がおすすめ。


ピピ島ってどんな島?魅力と基本情報

ピピ島ってどんなところ?
タイのピピ島は、観光客に非常に人気のある美しい島で、特にその美しいビーチや透明度の高い海で知られています。
タイ南部のアンダマン海に位置するクラビー県に属する群島で、プーケットの東に約45kmの距離にあります。
マヤベイは、レオナルド・ディカプリオの映画『ザ・ビーチ』のロケ地としても有名です。
主な観光スポット

これらのスポットは、ピピ島の自然の美しさを堪能するには必見です。
シュノーケリングやダイビングを楽しむためのポイントも多く、ビーチでリラックスするだけでなく、アクティブに過ごすこともできます。
- マヤベイ(Maya Bay)
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映画『ザ・ビーチ(The Beach)』の撮影場所として有名なビーチ。透明度の高い海と白い砂浜が広がり、絶景が楽しめます。長らく観光客の訪問が制限されていましたが、現在は制限付きで再開されています。
- バイキングケーブ(Viking Cave)
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高い崖の中にある洞窟で、壁には古代の絵画や船の絵が描かれています。この洞窟は、鳥の巣を収穫するために使用される場所でもあり、観光では海から眺めることができます。
- ロングビーチ(Long Beach)
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ピピドン島にある静かなビーチで、白い砂浜と透明な海水が魅力です。観光地から少し離れているため、より落ち着いた雰囲気でリラックスできます。
- シャークポイント(Shark Point)
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シュノーケリングやダイビングに人気のスポットで、サメや色とりどりの魚たちを見ることができます。
- モンキービーチ (Monkey Beach)
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野生のサルが見られるビーチで、手軽に訪れることができます。
- ピピ島展望台(Phi Phi Viewpoint)
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島を一望できる展望台です。ここからはピピドン島全体を見渡せ、壮大な景色を堪能できます。※かなりキツイです。覚悟して行きましょう。
ベストシーズンと天気
- 乾季(11月~3月)
ピピ島への訪問に最適な時期です。この時期は天候が安定しており、海が穏やかで、シュノーケリングやダイビングに最適です。 - 雨季(5月~10月)
一部のアクティビティに影響を与えることがありますが、観光客が少ないため、静かな島の雰囲気を楽しむことができます。また、8月は珊瑚を休ませるために、マヤベイがクローズしていた時期もあります。その場合は船からの遠目にマヤベイを見るだけの観光になります。
ピピ島への行き方|全ルート比較(2025年版)
ピピ島は、プーケットとクラビのほぼ中間に位置しており、いずれかを経由してアクセスするのが一般的です。

| 経由地 | 交通手段 | 所要時間(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| プーケット経由(スピードボート) | 飛行機+港までの移動+スピードボート | 約6〜7時間 | 最も定番・本数が多く、アクセスしやすい |
| プーケット経由(フェリー) | 飛行機+港までの移動+フェリー | 約7〜8時間 | 揺れにくく快適。船酔いが心配な人におすすめ |
| クラビ経由 | 飛行機+港までの移動+スピードボート | 約6〜7時間 | 観光客が少なめで穴場感あり。クラビ観光とセットも◎ |
| 長距離バス | バス+港までの移動+フェリー | 約10〜12時間 | 深夜バス利用でコストを抑えられるが体力必要 |
プーケット経由でピピ島に行く方法
プーケット経由でピピ島へ行くには、港まで陸路移動 → フェリー or スピードボートに乗るという2ステップです。
バンコクからプーケット(格安航空券 or バス)
格安航空券

Air AsiaまたはTrip.comからバンコク発の格安航空券を取ります。預け荷物の料金が含まれていない場合がありますのでご注意ください。
- 所要時間:1時間25分
- 料金目安(片道):約2,500バーツ~
長距離バス

カオサン、南バスターミナル、そしてモーチット・バスステーションから、クラビ行きのバスが運行しています。12GOでバスチケットの予約が可能です。
- 所要時間:約12〜14時間
- 料金目安(片道):約800バーツ~1,500バーツ
プーケットからピピ島へ(ミニバン+フェリー or スピードボート)
プーケット空港 → Rassada Pierまでは、タクシーやミニバンで60〜70分です。ピピ島までの移動は、ミニバン+スピードボートがセットになったプランが便利です。
- ⛴ フェリー
-
- 所要時間:約1.5時間〜2時間
- 料金目安(片道):約600〜800バーツ
- 大型で安定しており、船酔いしやすい人におすすめ
- 🚤 スピードボート(Speedboat)
-
- 所要時間:約45分〜1時間15分
- 料金目安(片道):約1,200〜2,000バーツ
- 波がある日は揺れやすく、水しぶきも浴びやすい
👉Klookで、プーケット市内のホテル送迎付きやスピードボートのみチケットを予約できます。
Klook.com👉空港送迎付きのミニバン+スピードボートは、12GOで予約可能です。
プーケット発おすすめ日帰りツアー3選
プーケット市内のホテル送迎付きのピピ島日帰りツアーも豊富に開催されています。
KlookまたはTrip.comで事前予約可能です。
Klook.com
クラビ経由でピピ島に行く方法
バンコクからクラビ経由でピピ島へ行く方法です。
バンコクからクラビ(格安航空券 or バス)
格安航空券

Air AsiaのサイトまたはTrip.comからバンコク発の格安航空券を取ります。
預け荷物の料金が含まれていない場合がありますのでご注意ください。
- 所要時間:1時間25分
- 料金目安(片道):約3,000バーツ
長距離バス

カオサン、南バスターミナル、そしてモーチット・バスステーションから、クラビ行きのバスが運行しています。
- 所要時間:約10〜12時間
- 料金目安(片道):約800バーツ~1,200バーツ
12GOでバスチケットの予約が可能です。
クラビからピピ島へ (ミニバン+フェリー or スピードボート)

クラビ空港 → 港までは、タクシーやミニバンで40〜60分です。クラビには3つ港がありますので、ご注意ください。
- ⛴ フェリー
-
- 所要時間:約1時間30分〜2時間
- 料金目安(片道):約400〜550バーツ
- 大型で安定しており、船酔いしやすい人におすすめ
- 🚤 スピードボート(Speedboat)
-
- 所要時間:約45分〜1時間
- 料金目安(片道):約900〜1,500バーツ
- 波がある日は揺れやすく、水しぶきも浴びやすい
ピピ島までの移動は、ミニバン+スピードボートがセットになったプランが便利です。
👉Klookで、クラビ市内のホテル送迎付きやスピードボートのみチケットを予約できます。
Klook.com👉空港送迎付きのミニバン+スピードボートは、12GOで予約可能です。
クラビ発おすすめ日帰りツアー3選
クラビ市内のホテル送迎付きのピピ島日帰りツアーも豊富に開催されています。
Klookで事前予約可能です。
Klook.com
ピピ島への日帰りと宿泊|どっちが向いてる?
プーケットやクラビからのアクセスを前提に、「日帰り」か「宿泊」かを選ぶのが現実的です。ここでは、旅のスタイルにあわせた最適な選び方をご紹介します。(筆者は宿泊推しです。)
- ⏱️日帰り旅行が向いている人
-
- スケジュールに余裕がない
- 宿泊はプーケットやクラビ中心に考えている
- ツアーで手軽に行きたい(送迎・食事・保険つき)
- 🏝 宿泊がおすすめな人
-
- ピピ島の自然をじっくり満喫したい
- 日中の混雑を避けて、朝夕の静けさを楽しみたい
- ビーチ沿いのホテルに泊まってリラックスしたい
- ナイトライフや島内散策も体験したい
ピピ島現地ツアーの体験レポは、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください👇

旅行準備&注意点
ピピ島観光で気をつけたいポイント
- ピピ島は観光地として非常に人気が高いため、環境保護のためにいくつかの制限があります(マヤベイへの上陸制限、ゴミの持ち帰りの推奨、遊泳禁止など)。
- ピピ島ではクレジットカードが使えないお店も多く、現金(バーツ)をあらかじめ準備しておくと安心です。ATMはたくさんありますので、そこまで心配する必要はないです。
- 防水スマホケースや防水バッグがあると安心です。
- 毎年8月〜9月はマヤベイ(ピピレイ島)への上陸が禁止になります。
ピピ島旅行に必要な持ち物
- 水着(ラッシュガードで日焼け対策)
- 防水スマホケース/防水バッグ(ツアーで濡れやすいため)
- 酔い止め(乗り物に弱いかた)
- 日焼け止め(サンゴにやさしいタイプ推奨)サングラス・帽子・ビーチサンダル
- 日傘・ハンディファン
- 虫よけスプレー(現地で購入可)/ポケットティッシュ&除菌シート
- 現金(ATMは豊富にあり)
タイ旅行に必要な持ち物チェックリストは、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください👇

宿泊エリアとホテルの選び方
ピピ島の宿泊エリアやおすすめホテルは、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ:ピピ島旅行のポイント
- 行き方は「プーケット or クラビ経由」が主流
バンコクから飛行機+フェリーが一般的で、所要時間は約6~8時間。 - 日帰りならツアー利用が断然ラク&効率的
スピードボートを使う現地ツアーは、人気スポットを1日で回れてコスパも◎。 - 宿泊するならピピ・ドン島が中心
レストランやホテルが多く、観光の拠点にぴったり。静かに過ごしたい人向けのリゾートもあり。 - ベストシーズンは乾季(11月〜4月)
波が穏やかで、スノーケリングやボートツアーに最適。 - 船酔い対策・防水バッグなどの持ち物は必須
海のアクティビティが中心なので、濡れて困るもの・酔いやすい人は対策を。
