スワンナプーム国際空港に到着したら、最も手軽で安心な移動手段のひとつが「タクシー」です。バンコク市内のホテルや観光地に直行できるため、荷物が多い人や初めてのタイ旅行にもおすすめです。
とはいえ、「どこで乗るの?」「料金は?」「ボッタクリはある?」と不安な方も多いはず。
本記事では、スワンナプーム空港でのタクシーの乗り方・乗り場の場所・料金の目安・注意点まで、初めての方にもわかりやすく解説します。
Grabをうまく配車できなかった場合の代替手段としても、旅行前にチェックしておきましょう!


🛬 スワンナプーム空港のタクシー乗り場はどこにある?
到着後はまず1階へ移動

スワンナプーム空港に到着したら、タクシー乗り場は1階(地上階)にあります。エスカレーターまたはエレベーターで下へ降りましょう。
空港内には英語併記の「Public Taxi」案内表示が多数あり、矢印に沿って進めば迷いません。
🚕タクシーの乗り方と手順【初心者OK】
タクシーの乗車レーンの違い

「Short Distance(短距離)」「Regular TAXI(通常タクシー)」「Large TAXI(大型タクシー)」の3種類があります。
スーツケースが1~2個の場合は、「Regular TAXI」で問題ありません。
発券機でチケットを受け取る

1階の乗り場にある発券機で番号付きチケットを発行します。画面をタップすれば自動で発券されます。

番号レーンに移動して乗車

チケットに記載された番号の電光掲示板レーンへ向かいます。配車されたタクシードライバーにチケットを見せ乗車します。
- チケットには、ドライバーの氏名・IDが記載されていますので渡さずに保管しましょう。
行き先はスマホで見せるとスムーズ
口頭で伝えるよりも、ホテル名や住所をタイ語または英語でスマホに表示して見せるのが確実です。ただし、ドライバーは年配の方も多いため、夜間は文字が小さすぎると見えにくいかもしれません。
💰 タクシー料金の目安と追加料金に注意

市内までの料金目安
スワンナプーム空港からバンコク中心部までは、おおよそ300〜500バーツ。距離や渋滞によって変動します。
空港使用料・高速道路料金・荷物追加料金について
スワンナプーム空港からバンコク市内までは、運賃のほかに以下の追加料金が発生します。
高速道路を使うか聞かれることが多く、「ハイウェイ?」と聞かれたら、支払っても大丈夫な場合は「YES」と答えましょう。
- 高速道路料金:実費負担(通常75〜100バーツ) ※料金所ごとに現金払いが必要
- 空港使用料:50バーツ(降車時に運賃とあわせて支払い)
- 荷物追加料金:スーツケースや大型荷物が多い場合、1個につき20〜100バーツ程度の追加料金が発生する場合あり。
タクシー料金の端数は切り上げ
タイのタクシーでは基本的にチップの習慣はありませんが、料金が端数になった場合には、数バーツを切り上げて渡すことがあります。
こちらが渡すこともあれば、ドライバーの方からお釣りの端数をサービスしてくれる場合もあります。
混雑や深夜到着が心配な方へ|代替手段も紹介
混む時間帯(ハイシーズン・雨・週末)
ハイシーズン・週末・雨の日はタクシー乗り場が混雑します。行列や待ち時間が長くなるため、急ぎの方は注意が必要です。
配車アプリ(Grab・Bolt)も便利

空港周辺ではGrabやBoltといった配車アプリの利用も可能です。到着後、Grabアプリからの配車手続きになります。
タクシー乗り場の案内に沿って1Fに降り、4番出口を出ると、タクシー乗り場を超えた向こう側に、Grab待ち合わせ場所があります。(写真付き案内)

空港送迎の事前予約という選択肢

Klookなどで空港送迎を事前予約しておくと、待ち時間ゼロ&事前クレジットカード決済で安心です。特に早朝・深夜便を利用する方、お子様連れのご家族にはおすすめ。
よくある質問(FAQ)
スワンナプーム国際空港の荷物預かり・配送サービス
タクシーとあわせて知っておきたい便利なサービスです。
詳しくは下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ|空港から市内へスムーズに移動しよう
スワンナプーム国際空港のタクシーは、初めての旅行者でも利用しやすく、24時間いつでも使える便利な移動手段です。
- タクシー乗り場は1階の到着フロアにあり、発券機から番号を取って並ぶだけ
- 市内まではおよそ300〜500バーツ+追加費用(空港使用料・高速代)
- ハイシーズンや雨の日は混雑するので、配車アプリや送迎予約も検討を
タイの交通に不安がある方は、Klookなどで事前予約をしておくと安心です。スムーズな空港移動で、バンコク旅行を気持ちよくスタートしましょう!