タイ旅行中に2000バーツ以上の買い物をした方へ。
実は、2,000バーツ以上あればタイで免税(VAT Refund)が受けられることをご存じですか?
「高額じゃないと無理」と思って諦めがちですが、少額でも申請可能で、スワンナプーム国際空港で簡単に手続きできます。
この記事では、実際に2,000〜20,000バーツ未満の免税手続きをした体験談をもとに、手順・必要書類・注意点などをわかりやすく解説します。
タイ旅行で少しでもお得にショッピングしたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!


VAT Refundとは?【タイ免税制度の基本】

タイへの旅行者は、タイ国内の同日同一店で購入した合計2,000バーツ以上の買物につき、7%の税金(Value-Added Tax)分を帰国時に空港で払い戻してもらうことができます。
払い戻しを受けるためには「VAT REFUND FOR TOURIST」の表示のあるお店で購入し、購入時に必要事項を書類に記入します。空港のVAT窓口にて、チェックイン前にその書類にて申請を行って下さい。
※表示のない店もありますので、その際は店員さんに聞いてみましょう。
2023年12月1日より、買い物の総額が20,000バーツ未満の場合は、税関(Custom Inspection for VAT REFUND)カウンターでのスタンプ押印なしでそのまま還付手続きが可能となりました。(チェックイン前の手続きが不要です。)
タイの免税制度の仕組みや流れを知りたい方は、こちらの解説記事もどうぞ参考ください。

私が購入した免税対象商品の例(合計3,880バーツ)

今回は、高級アロマブランド パンピューリで、合計3,880BHTの買い物をしました。
- パンピューリ サシェ
- パンピューリ ハンドクリーム
- パンピューリ ボティ&ハンドソープ
- パンピューリ ボティオイル
TAX REFUNDの金額は、150BHTになります。

スワンナプーム空港でのVAT Refund手続き体験

1. レシートとVAT書類の受取方法

お店の支払い時に「TAX REFUND PLEASE(タックス リファンド プリーズ)」と言って、免税したい旨を伝えます。
店舗内に明確に提示されていない場合もありますので、TAX REFUND 可能なお店か分からない場合は、聞いてみましょう。
- 2,000バーツ以上購入したお店で購入日に、パスポートを提示し「VAT払い戻し申請書(P.P.10)」に必要事項を記入します。
- 「VAT払い戻し申請書(P.P.10)」と「税金請求書(TAX Invoice)」を受け取ります。
2. 空港到着後の出国カウンター
2,000〜20,000バーツ未満の免税手続きの場合は、イミグレ前は特に手続きは必要ありません。
3. 保安検査後の返金カウンターでの手続き

保安検査を通過後、案内版の指示に従いVAT REFUNDのカウンターへ行きます。

カウンター手前のこちらの表示で、「購入品が要るの!?」となりますが、ご安心ください。
筆者も購入品のほとんどが液体だったため、手荷物では持ち込めないよね・・・?と思っていましたが、現物確認はありませんでした。(2025年5月現在)

パスポートと店舗から受け取った書類を提出し、返金手続きは1分ほどで完了です。
免税申請の注意点&やってみた感想
返ってくるのはたったの150バーツか…と思いつつ手続きを始めましたが、店舗も空港も驚くほどスムーズで、次回もぜひVATリファウンドを利用しようと感じました。
また、購入品の持参が不要だったのも、実際にやってみて初めて分かったポイントです。
今回はほとんど並ばずに手続きを終えられましたが、繁忙期は待ち時間が長くなる可能性もあります。空港には余裕を持って早めに到着することをおすすめします。
よくあるQ&A(FAQ)
- 2店舗以上で買ったけど合算できる?
合算できません。1店舗/1日で購入した合計金額です。 - 少額(2000バーツ台)でも本当に返ってくる?
今回は150BHTの返金でしたが無事返ってきました。 - 英語が苦手でも大丈夫?
「タックス リファウンド プリーズ」さえ言えれば問題ないです!
まとめ:少額免税で賢くお得に買い物
少額でも免税できることを知っておくと、旅行中の買い物がちょっとお得になります。手続きも簡単でタイ旅行者にはおすすめの制度なので、ぜひ活用ください。
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