タイ料理の魅力は、その豊かな風味と独特なスパイスにあります。タイのスーパーでは、地元の人々に愛される多彩な調味料が揃っており、自宅でも本格的なタイ料理を楽しむことができます。
この記事では、タイのスーパーで絶対に買うべきおすすめの調味料について、それぞれの使い方や特徴をご紹介します。タイ料理に欠かせない調味料や、ばらまき土産にぴったりな商品、さらに日本で購入するよりもお得な定番調味料まで、筆者が渡タイするたびに購入するアイテムを幅広く一挙にご紹介します。
これらの調味料を取り入れることで、自宅で本格的なタイ料理を楽しむことができます。
ナンプラー
ナンプラーは、タイ料理に欠かせない代表的な調味料で、魚醤の一種です。魚を発酵させて作られるこの調味料は、料理に深い旨味を加えるため、さまざまなタイ料理に使用されます。特に、トムヤムクンやパッタイ、サラダのドレッシングなどには欠かせない存在です。
タイのスーパーにはさまざまな種類のナンプラーが手に入りますが、日本でどの醤油を買っても美味しいのと同様に、ナンプラーも値段による大きな違いはそれほど感じないように思います。
目玉焼きなど用途に合わせたナンプラーや、大きさも大から小までさまざまな量があるため、お土産や自宅用におすすめです。購入時には成分表示を確認し、添加物が少ないものを選ぶのも一つの手でしょう。
オイスターソース
オイスターソースは、主に牡蠣(かき)を原料としており、牡蠣を煮詰めて濃縮したエキスに、砂糖や塩、デンプンなどが加えられます。これにより、特有の甘みと旨味が生まれます。
料理をするうえで使い勝手のよいオイスターソース、タイでは日本より安価な値段でオイスターソースが手に入ります。
Lobo タイ料理ペースト
1つ22バーツ(約100円)くらいなので、ばらまき土産にもぴったり!
LOBOは、タイ料理のペーストや調味料を提供する人気のブランドで、多くの人々に親しまれています。特に、タイ料理を手軽に楽しむための便利な製品が豊富に揃っています。
AJINOMOTOやBlue Elephantといった有名メーカーからもタイ料理のペーストが出ていますが、LOBOのペーストはお手頃でラインナップも豊富、それでいて味も良いです。
中でもおすすめなのがガパオライスです。豚、鶏、牛のいずれのミンチでも一緒に炒めれば、手軽にタイ料理を楽しむことができます。
ココナッツ粉末・ココナッツミルク
タイのスーパーでは、ココナッツミルクが豊富に揃っています。タイ料理に欠かせないこのクリーミーな調味料は、カレーやスープ、デザートなど、さまざまな料理に使用される重要な食材です。
日本のスーパーではなかなか見つけづらいため、グリーンカレーやトムカーガイなどのココナッツミルクが必要なタイ料理ペーストを購入した際は、ぜひ一緒に買って帰りましょう。ボトルタイプと粉末タイプがあります。
Doi Kham(ドイカム)
Doi Kham(ドイカム)は、タイの王室が支援するブランドで、主に高品質な農産物や食品を提供しています。このブランドは、チェンマイのドイカム地区に由来し、地元の農産物を利用した製品が豊富に揃っています。
中でも、はつみつとドライマンゴーはお土産に最適な商品として旅行者に人気です。
Doi Khamの特徴としては、
乾燥トウガラシ
タイ料理は辛い食べ物が多く、スーパーに行けば豊富な種類の乾燥とうがらしに出会えます。日本よりも安価で購入できるため、鍋や炒め物のアクセントとして最適です。
粉末タイプから輪切りのとうがらしまで、さまざまな種類のとうがらしが揃っており、これらを使うことで、自宅でも本格的なタイ料理の風味を楽しむことができます。
ナムプリック・クンヘン(干しエビと唐辛子のフレーク)
น้ำพริกกุ้งแห้ง(ナムプリック・クンヘン)は、タイの伝統的な調味料やディップソースで、乾燥エビを主成分としています。このソースは、タイの家庭料理やおつまみとして非常に人気があります。以下に、ナムプリック・クンヘンの特徴や使い方について詳しく説明します。
主成分: 乾燥エビをベースに、唐辛子、ニンニク、砂糖、ライム汁、魚醤などが加えられ、豊かな風味を持つ調味料になります。
風味: 甘み、辛み、酸味が絶妙に組み合わさった味わいで、特に乾燥エビの旨味がしっかりと感じられます。
ふりかけにしたり、炒飯や鍋の味変に大活躍です。もちろん、タイ料理にも合います。比較的、日本人が馴染みやすい味で、そこまで辛くないためおすすめです。
干しエビのほかに、色んな種類のフレークがあるので是非試してみてください。
乾燥バジル
タイ料理からパスタなどの西洋料理にまで幅広く使える乾燥バジル。ガパオライスにバジルを使用することからもわかるように、タイでバジルはメジャーなハーブです。
バジルのみならずのローズマリーやグローブ、乾燥レモングラスなど、様々なハーブが売られているので、是非スーパーでチェックしてみてください。
ヒマラヤピンク岩塩
ヒマラヤピンク岩塩には、約80種類以上のミネラルが含まれており、特にカルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄分が豊富です。人工的に処理されていないため、ナトリウムとミネラルが自然なバランスで含まれており、健康に良いとされています。
ヒマラヤピンク岩塩は、食材の味を引き立てるために、調理や仕上げの塩として使用されます。肉や魚、野菜にふりかけて使用すると、風味が豊かになります。
人気のヒマラヤピンク岩塩、タイのスーパーでどこでも見かけます。日本より安価なことが多いのでまとめ買いしたい一品です。
粒コショウ
かなり定番の調味料ではありますが、大容量でお手軽価格なのでおうちのストックとして購入したくなります。黒粒こしょうを始め、白粒こしょう、粉末こしょうもあります。
コンソメキューブ
タイのコンソメキューブは、手軽に使えて多用途な調味料で常備しておくにはにぴったりです。大容量なのに100円以下で購入できるのでストック買いをしたくなります。
おわりに
タイ料理にまつわる調味料は非常に多くありますが、ちょっと変わった調味料を頂いたものの使わずに終わってしまった…なんて経験はありませんか?この記事で取り上げた調味料は、手軽で定番のもので、おうちにあっても放置されることがない調味料をピックアップしました。ぜひ、タイのスーパーをのぞいてみてくださいね!
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