2025年5月1日以降、タイへの旅行を予定している方に新たな入国ルールが適用されます。それは、タイ電子入国カード（TDAC：タイ デジタル アライバル カード）の取得が必須となることです。
紙で記入していた入国カードがコロナ以降で廃止された状況となっていましたが、新たにオンラインで事前に申請する形に変わり、タイに入国するためにはタイ電子入国カード（TDAC：タイ デジタル アライバル カード）の登録が不可欠となります。
この記事では、タイ電子入国カード（TDAC）の取得方法や、必要な手続き、注意点について詳しく解説します。タイ旅行を快適に楽しむためには、事前にこの手続きを済ませておくことが重要です。
5月以降にタイ旅行を予定している方は、2025年5月１日からの義務化に向けて、準備を始めましょう。
タイ電子入国カード（TDAC）とは？
タイ電子入国カード（TDAC：タイ デジタル アライバル カード）は、タイに入国する際に必要な情報をオンラインで事前に登録するためのデジタル形式の入国カードです。
従来、タイに入国するためには、飛行機内で紙の入国カードに記入し、到着後に入国審査で提出する必要がありましたが、（コロナ以降は廃止）
2025年5月1日以降、空路、陸路、海路でタイに入国するすべての外国人は、この手続きをオンラインで完了することが義務付けられます。
個人、またはグループでの提出が可能です。
以下の情報を英語で入力して申請を行います。
- 旅行者の基本情報（氏名、生年月日、国籍など）
- パスポート情報
- 滞在先住所
- タイでの滞在期間・フライト情報
- 健康に関する情報（入国前2週間以内に滞在した国名をご記入）
- メールアドレス
タイ電子入国カード（TDAC）の取得方法
タイデジタル入国カード（TDAC：タイ デジタル アライバル カード）の取得は簡単で、インターネットを介して行うことができます。以下のステップで進めましょう。
- オンラインフォームの提出 TDACを取得するためには、タイ入国管理局が提供する専用ウェブサイトにアクセスし、オンラインでフォームに記入します。日本語にも対応しています。
- 必要情報の入力 フォームには、旅行者の基本情報、滞在先住所、滞在日程、健康情報、メールアドレスなどを正確に入力します。
2025年4月1日現在、到着日の指定が３日先までです。タイ到着日を含む3日前(到着日を含む)までに提出の必要があります。
他の同行者がいる場合は、下記の赤枠から追加ができます。
- 申請の確認と送信 フォームに入力した内容を確認し、誤りがないことを確認した後、申請を送信します。申請が完了すると、TDACがデジタル形式で発行されます。
TADCサイトより
- 承認の受け取り タイ政府は、提出された情報を確認し、問題がなければ承認を出します。承認が下りた後、TDACがデジタル形式で発行され、旅行者はこれを入国時に提示することになります。
- デジタルカードの提示 入国審査時に、旅行者は自分のスマートフォンやタブレットに保存したTDACを提示することで、入国手続きをスムーズに進めることができます。
インドネシアなどのすでにデジタルアライバルカードを導入している国では、自動化ゲートが導入されていますが、タイ入国時どのようになるのか現時点では不明です。
タイ電子入国カード（TDAC）に関するよくある質問
タイ電子入国カード（TDAC）はいつから取得できるのか？
TDACは、2025年5月1日以降、タイに入国する全ての旅行者に対して必須となります。2025年4月1日現在、到着日の指定が３日先までです。タイ到着日を含む3日前(到着日を含む)までに提出の必要があります。
タイ電子入国カード（TDAC）で提出する必要があるか？
はい。TDACは、入国時にデジタル形式で提示する必要があります。空港の入国審査時に、スマートフォンやタブレットで表示したTDACを提示します。自動化ゲートが設置されるかは、2025年4月1日時点では情報はありません。
タイ電子入国カード（TDAC）取得の費用は？
現時点では、TDACの取得にかかる費用は無料とされています。しかし、将来的には手数料が発生する可能性もありますので、渡航の際には公式情報を確認することが大切です。
おわりに
2025年5月1日からタイへの入国がデジタル化され、タイ電子入国カード（TDAC：タイ デジタル アライバル カード）の取得が必須となります。紙で提出していた時期は、裏面に収入など記入する欄があり面倒でしたが、項目も精査され必要最低限になっています。タイ旅行を計画している方は、事前にTDACの申請を行い、タイの入国手続きを滞りなく進めましょう。
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