2025年最新情報!バンコクから世界遺産アユタヤ遺跡へ日帰りで行く方法を徹底解説。
電車・バス・ロットゥー・タクシー・チャーター車の5つのアクセス方法をわかりやすく比較。さらに、初めてでも迷わないおすすめ日帰りツアーも紹介。
これ一つで、アユタヤ観光の準備は完璧です。


アユタヤ遺跡とは?基本情報と見どころ

アユタヤ歴史公園は、1991年にユネスコの世界遺産に登録されました。アユタヤ王朝の文化的遺産とその建築的価値が認められています。
アユタヤ遺跡の歴史
設立と栄光: 1350年にスリ・インタラティット王によってアユタヤ王朝が創立され、長い間東南アジアの重要な商業・文化・政治の中心地として繁栄しました。アユタヤはその立地の利便性から、世界各地との貿易や文化交流が行われていました。
王朝の崩壊: 1767年にビルマ(現在のミャンマー)の侵略によってアユタヤは陥落し、首都としての役割を終えました。その後、チャクリー王朝がバンコクを新たな首都として定めました。
主な観光スポット
アユタヤ遺跡には、かつて栄華を誇った王朝の足跡を感じることができる寺院や王宮が点在しています。代表的な遺跡には以下があります。
ワット・マハタート(Wat Maha That)

アユタヤ遺跡の中でも特に有名な寺院で、仏像の頭が木の根に絡みついている姿が印象的です。この寺院はアユタヤ王朝の宗教的中心地であり、王室の仏教寺院として重要な役割を果たしました。
ワット・プラ・シー・サンペット(Wat Phra Si Sanphet)

アユタヤ王朝時代の最も重要な寺院の一つで、王族や高位の僧侶が利用していた寺院です。3つの大きな仏塔(チディ)が特徴的で、その壮大な風景が観光客を魅了します。
ワット・ロカヤスターラーム(Wat Lokaya Sutharam)

14世紀に建設された寺院で、巨大な寝釈迦仏像が有名です。この像は長さ約30メートルで、見ごたえがあります。
ワット・ヤイチャイモンコン(Wat Yai Chai Mongkon)

アユタヤで最も象徴的な寺院のひとつ。巨大な仏塔と穏やかな寝釈迦像が見どころ。僧衣をまとった仏像がずらりと並ぶ光景は圧巻です。
ワット・チャイワッタナラーム(Wat Chaiwatthanaram)

クメール様式の美しい仏塔が特徴の川沿いの遺跡です。アユタヤ時代の王の命で建てられた壮麗な寺院で、夕暮れ時には幻想的な雰囲気に包まれます。
日帰りツアーで効率よく観光
最も手軽にアユタヤ遺跡を観光できるのは、日帰りツアーに参加することです。Klookで予約可能です。
アユタヤ遺跡 シンプルツアー
安価な価格設定でアユタヤ遺跡を見学できるシンプルプランです。
Klook.comアユタヤ遺跡 プライベートツアー
プライベートツアーなので、見学のペース配分や休憩なども自由に決められ、ご家族やお子様連れにもおススメです。
Klook.com日本語ガイド付き大満喫ツアー
アユタヤ遺跡の歴史を日本語で深く理解しながら、見学したい方におススメです。参加型とプライベートツアーが選択でき、人気の観光地とセットになったプランもあります。
Klook.comバンコクからアユタヤへのアクセス方法
個人で交通手段を手配する場合について解説します。
| 行き方 | 所要時間(片道) | 料金(目安) | 快適さ |
|---|---|---|---|
| 🚗 貸切チャーター(往復送迎) | 約1.5時間 | 約2,900THB~(往復) | ★★★★★ |
| 🚐 ロットゥー(ミニバン) | 約1.5時間 | 約70〜100THB | ★★★★☆ |
| 🚕 Grab タクシー | 約1.5時間 | 約1,000〜1,500THB(片道) | ★★★★★ |
| 🚆 電車(タイ国鉄) | 約1.5〜2時間 | 約20〜300THB | ★★★☆☆ |
貸切チャーター
Klookでドライバー付きの貸し切りの送迎チャーターの予約が可能です。ある程度人数がいる場合など、自由度が高くオススメです。
Klook.comGrab時間貸しチャーター

Grabは行きの予約はできても、帰りが見つかるかは運次第になります。また、予約が確定してもやや遠方のため、ドライバーが渋りだす可能性も高いです。
そのような場合は、ドライバーを時間貸ししてもらえるチャーター機能「Rent by the hour」を使ってみましょう。ガソリン代と運転手料金は含まれており、クレジットカード支払いなので安心です。
万が一、時間超過した場合も1分あたり5バーツの超過料金です。
Grabアプリの「配車」をタップ、少し下へスクロールすると「Rent by the hour」のバナーがあります。
車の選択は「outsite city(郊外)」を選択しましょう。

ロットゥー(ミニバン)

カオサンまたはモーチットニューバスターミナルから、乗合のバンがあります。
当日のチケット購入でも問題ないですが、12GOでアカウント登録なしでオンライン予約も可能です。
出発時刻や出発・到着地の詳細も、12GOのサイトから確認できます。
電車で行く(料金・時刻表)

ドンムアン空港またはクルンテープ・アピワット中央ターミナル駅からのアユタヤ行きの列車があります。
当日のチケット購入でも問題ないですが、12GOでアカウント登録なしのオンライン予約も可能です。出発時刻や出発・到着地の詳細も、12GOのサイトから確認できます。
アユタヤ観光のベストシーズンと服装のポイント
ベストシーズン:11月〜2月(乾季)
アユタヤ観光に最適なのは 11月〜2月の乾季 です。
- 気温は比較的穏やかで、観光しやすい
- 雨も少なく、遺跡巡りや写真撮影に最適
逆に 4月〜5月は暑さが厳しく、観光には少し厳しい季節です。6月〜10月は雨季で、突然のスコールに備えた計画が必要です。

服装のポイント(女性向け)
寺院では「肩・膝の露出」「ノースリーブ」「ショートパンツ」は避けましょう。以下の服装を意識すれば、快適かつマナーを守れます。
- 軽くて通気性の良い服:日差しが強いので、半袖や薄手の長袖がおすすめ
- 帽子・サングラス・日焼け止め:遺跡巡りは直射日光を浴びることが多い
- 歩きやすい靴:石畳や砂利道が多いため、スニーカーやサンダルは安定感のあるもの
- 寺院訪問時の服装マナー:肩や膝を隠す服が必要。ストールや薄手のパンツでカバー可能
- 雨季対策:軽いレインコート・折りたたみ傘を携帯


入場料・開館時間まとめ
入場料: アユタヤ遺跡は複数の寺院があり、チケット価格は遺跡ごとに異なります。(無料~100バーツ)全体を回るにはチケットを個別に購入する必要があります。
開館時間: 主要な遺跡・寺院は多くが8:00~17:00または18:00までオープンしています。ただし、個別の寺院によって若干異なる場合があるので、早朝・夕方利用時は公式情報や現地看板もご確認ください。
バンコク市内・空港での荷物預かり
スワンナプーム国際空港・ドンムアン空港、およびバンコク市内での荷物預かり・荷物送迎サービスが必要な場合は、下記記事にて詳しく解説しています。



まとめ・旅行準備チェックリスト
アユタヤ日帰り観光を快適に楽しむためのチェックリストです。
- 【移動手段】電車・バス・ロットゥー・タクシー・チャーター車のどれで行くか決定
- 【チケット】日帰りツアーや遺跡入場券を事前予約
- 【服装】通気性の良い服、歩きやすい靴、肩・膝を隠す服
- 【持ち物】帽子、日焼け止め、飲み物、雨季は折りたたみ傘
- 【荷物対策】大きな荷物はバンコク市内や駅で預ける
- 【スケジュール】訪問する遺跡やツアーの所要時間を確認
- 【安全対策】水分補給・日差し対策・貴重品管理
これで、初めてアユタヤを訪れる方でも迷わず効率的に観光できます。
