タイ最南端の秘境ビーチ「リペ島」への行き方をわかりやすく解説します。
バンコクから格安航空券とフェリーを組み合わせたアクセス方法、プラン別の移動手段、現地発の観光ツアー情報まで、初めてでも安心してリペ島を訪れられるようまとめました。

はじめに:リペ島の基本情報

リペ島はタイ南部・アンダマン海に浮かぶ小さな島で、美しいビーチと透明度の高い海で有名です。サンゴ礁が豊富なためシュノーケリングやダイビングも人気。
ここでは基本情報やアクセス方法を含め、リペ島旅行の全体像をまとめています。
位置とアクセス
リペ島はマレーシアとの国境に近く、タイ本土から南東へ約70km。小さな島のため、アクセスは主にフェリーを利用します。
リペ島の代表的なビーチ
リペ島は、白い砂浜と透明度の高い海水で有名です。代表的なビーチには、次のようなものがあります。
パタヤビーチ:島の中心に位置し、最も賑やかなビーチです。宿泊施設やレストランが多く、観光客にも人気があります。
サンライズビーチ:静かな雰囲気で、美しい朝日が見られるビーチです。リラックスしたい旅行者におすすめ。
サンセットビーチ:サンセットビーチは比較的観光客が少なく、落ち着いた雰囲気でリラックスできます。ビーチ沿いには少数の宿泊施設と飲食店がありますが、全体的に静かな環境が保たれています。
旅行のベストシーズン
リペ島のベストシーズンは、乾季の期間(11月~4月)です。この時期は天候が安定し、シュノーケリングやダイビングに最適な時期です。
雨季(5月~10月)はフェリーが欠航することもあります。
リペ島へのアクセス方法
リペ島へ行くには、まずバンコクからハートヤイ(ハジャイ)まで移動し、そこからフェリーやスピードボートで島へ向かいます。
バンコクからハートヤイ(ハジャイ)までの行き方
飛行機で行く場合(格安航空券・所要時間)

- 所要時間:約1時間20分
- 料金目安:片道1,500〜3,500バーツ
- 航空会社例:AirAsia、Thai Lion Air、Thai Vietjet
- ポイント:最速ルート。朝や夜便もあり、リペ島行きのフェリーに間に合う時間帯を選べます。ハートヤイ空港から空港送迎付きフェリー予約で移動。
バスで行く場合(夜行バス・料金・乗り場)

- 所要時間:約12〜14時間(夜行バス利用で翌朝到着)
- 料金目安:400〜800バーツ
- 乗り場:バンコク南バスターミナル・カオサンロード・モチット(北バスステーション)
- ポイント:格安で移動可能。夜行バスを使えば宿泊費を節約でき、翌日の午前中にはハートヤイ到着。
電車で行く場合(寝台列車・チケット・所要時間)

- 所要時間:約12時間
- 料金目安:1,000バーツ~
- 購入方法:駅窓口、Klook(二等寝台)、12GO(一等寝台、三等寝台)
- ポイント:旅そのものを楽しみたい人向け。
ハートヤイ(ハジャイ)からリペ島までの行き方
送迎付きバン+スピードボートがセットになったプランが便利です。
Klook.comリペ島で楽しむアクティビティ
リペ島はシュノーケリングやダイビングに最適なスポットとして知られています。島周辺には色とりどりのサンゴ礁と豊かな海洋生物が生息しており、ダイビングツアーが人気です。
また、1DAYの豊富なアクティビティツアーがあります。Klookから事前予約可能ですが、現地での申し込みも可能です。
シュノーケリング 日帰りツアー
近隣の島をめぐりながらシュノーケリングもできるツアーです。
Klook.comスキューバダイビング日帰りツアー
リペ島周辺の美しいサンゴ礁スポットに案内してくれます。
Klook.comリペ島の宿泊施設の選び方

リペ島には高級リゾートからゲストハウスまで、さまざまな宿泊施設があります。多くの宿泊施設はビーチに近く、海の景色を楽しむことができます。
特に、プライベートビーチを持つリゾートやヴィラが人気です。
筆者のオススメホテルは、サンライズビーチとパタヤビーチににホテルを保有するマリ・リゾート、そしてアキラ リペ リゾートのプールアクセスルームです。
リペ島のホテル選びのポイント
- 日中はアクティビティツアーであまりホテルに滞在しない場合、賑やかなパタヤビーチでも良いでしょう。パタヤビーチでも十分ビーチ気分を楽しめます。
- 初めてリペ島を訪れる際は、サンライズビーチ側が静かめで落ち着いていてオススメです。
- サンセットビーチ側は現在開発途中で、あまり飲食店などが少ない印象です。サンセットを眺めるために、足を延ばしてみるのがいいでしょう。
- サンライズビーチ・パタヤビーチともに、できればビーチの端のホテルに宿泊するのがおススメです。ビーチ中ほどになるほど、ロングテイルボートの停泊が多く景観が損なわれます。

まとめ
リペ島は、その自然の美しさと豊かな海洋環境が魅力的な場所です。島自体が大きくもなく小さくもなく、ちょうどいい大きさの島です。リラックスしたい方やアクティブに遊びたい方、どちらの旅行者にもぴったりの目的地です。
